ルーフキャリア(ルーフボックス、ルーフラック等)の基礎知識!
1年を通じて、様々なアクティビティがありますが、それらを行うために道具や器具が必要となりますよね。少し遠いところでアクティビティをするならば、それらを運ばないといけません。それが車内/トランクに乗ればいいのですが、乗らない時って結構ありますよね。私も5ナンバーのセダン(小ベンツこと190E)に乗っていた時も、サイクリングのために自転車を運搬する方法に苦慮しました。(その時は結局無理やり後部座席に載せましたが)
そこで本日は、車内/トランク以外で荷物を運搬する方法を紹介したいと思います。えぇ、私は知っておりましたよ、ルーフキャリアって「コトバ」を。ただ、恥ずかしながら、いまいち正確には理解しておりませんでした。薄い塩ラーメンの如く、塩を入れ忘れたポップコーンの如く、うすーく知っていただけです。
調べて整理した内容を備忘録がてら記載するので、ご参考まで。
ルーフキャリアって何?ルーフボックスと何が違うの?
ルーフキャリアとは、ルーフ上に設ける収納スペースを指します。トランクや車内以外に収納できるため積載量が増えます。上手く活用することで、室内空間を広く使うことも可能です。※メーカーによってはシステムキャリアと呼ぶこともある。
ルーフキャリアには主にルーフボックスとルーフラックの2種類があります。
ルーフボックス:
ボックスの形状をしたタイプです。フタが閉まるので密閉性や防水性が高く、悪天候の日でも安心して使用できます。
※荷物の大きさや形状によっては収納できない場合もあるので要注意。
画像はThule Vector | Thule | Japanより引用
ルーフラック:
梯子状のラックに、ネットやベルト等を使用して荷物を固定するタイプです。ボックスに入れるものではない為、積載する荷物の形状にある程度自由があります。反面、悪天候に弱く、雨が降ると荷物が濡れてしまったり、積載する荷物によってはルーフボックス以上に運転に注意を必要があると言った、デメリットもあります。
上記以外にも、サーフボードやスキー板/スノーボード、自転車を取り付けるものもあります。
画像はThule Trail | Thule | Japanより引用
ルーフキャリアを取り付ける為には何が必要?
ルーフキャリアを設置するには、一部のキャリアを除いて基本的に「ベースキャリア※」と呼ばれる土台を取り付ける必要があります。
そして、その後ルーフキャリアを取り付けることになります。上述の通り、ルーフキャリアには様々な種類があるので、ご自身の用途に合わせて取り付けてください。
※参考までに、ベースキャリアは主に3つの部品で構成されています。
①土台となる「フット」、②アタッチメントをつけるために必要な「バー」、③フットと車体を固定するための「フック」。
それぞれ個別で購入可能ですが、車によって適合が異なる場合があるので、購入前に必ず適合を確認してください!(購入後に気づくと非常に悲しくなるので)
ルーフキャリアの選び方
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何に使用するか(目的)
例:キャンプ用品を運ぶ、サーフボードを積む、室内空間を確保したい等
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車の形状に合ったキャリアの取り付け方はどのようなものか
例:車の屋根にルーフレールがあるか否か(なければ別途キットと呼ばれる専用の器具が必要となる)
代表的なメーカー
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THULE(スーリーと呼びます)
スウェーデンのキャリアメーカー。世界最大ゆえに、輸入車への適合率が高く装着できるベースキャリアが豊富。
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INNO
国産メーカー。スマホとの連動性があるアタッチメントもあり、開閉作業等を電動で行なえます。アタッチメントやオプションの数も豊富。
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TERZO(テルッツオと呼びます)
国産車メーカー。国産(特に軽自動車)に適合するルーフキャリアが多い。
ルーフキャリアを取り付ける上での注意点
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装着後のクルマの高さに気を付ける
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洗車機を使用する際は取り外す